今回はこのサイトでもたびたび取り上げている『グランサンク』に数えられるハイジュエラーをご紹介します。そのブランドは、フランスのハイジュエラー『モーブッサン』で、モーブッサンはグランサンクにも数えられているハイジュエラーですので世界的に有名で歴史のあるブランドです。日本国内ではそこまで知名度が高いといったブランドではないかもしれませんが、2009年銀座に初めて出店した時のことを覚えている方はいるかもしれませんね。それは、銀座店出店のキャンペーンとして先着5000名の人に『0.1カラットのダイヤモンド』を無料で配布すると言うなんとも豪快なキャンペーンで、当日銀座には1.5kmを超える行列ができたそうです。老舗のハイジュエラーが行うキャンペーンとはあまり思えないような手法も使う『モーブッサン』とはどのようなブランドなのか気になりますね!
モーブッサンとは?
monbsanそれではまず『モーブッサン』の成り立ちからご紹介します。モーブッサンは1827年フランスにムッシュ・ロシェ氏がジュエリー工房を開いたことが始まりです。そして1878年に行われたパリ万国博覧会に出品し名誉ある銅賞を受賞しました。この時代、フランスのジュエリー業界はウィーン・パリの万博によって大きく拡大していった時代でもあり、モーブッサンもその流れに乗って急激に成長していったそうです。その後1922年に社名を現在の『モーブッサン(Mauboussin)』に改め、世界各地の展示会で高い評価を受け、このころには世界でも有数のハイジュエラーの地位を確立しています。ネックレスモーブッサンは創業以来ファミリーから経営の離れたことのないブランドですが、日本の銀座、パリの有名百貨店のプランタン、ニューヨークのマディソン・アヴェニュー、シンガポールのオーチャード・ロードなど世界の超一等地にデザイン性の高い店舗をオープンしています。また、近年では時計部門にも本格的に力を入れ始めているなど、世界的にも格式が高く長い伝統を持つ『パリのグランサンク(五大宝飾店)』に数えられるハイジュエラーながら、常に革新的な経営と新製品を生み出すブランドとして有名です。
モーブッサンのアイコンジェリーのご紹介
モーブッサンのジュエリーは大ぶりのカラーストーンを使ったジュエリーが魅力で、遊び心がありながら品のあるデザインは世界中から非常に高い評価を受けています。日本国内では婚約指輪や結婚指輪として選ばれるブランドでもあり、神聖な形である三角をモチーフにした「ドリーム&ラブ」や幸運の象徴である四葉のクローバーをモチーフとした「チャンス・オブ・ラブ」は非常に人気があります。近年モーブッサンが力を入れている時計部門では2016年に『ルール・ドゥ・プルミエ・ジュール』が発表されています。この時計はグランサンクという格式を持ったブランドながら6万円という手ごろな価格という事もあり幅広い年代の方から人気を集めました。
今回は『パリのグランサンク(五大宝飾店)』に数えられるハイジュエラー『モーブッサン』にスポットを当ててみましたがいかがでしたか?モーブッサンはさすが『グランサンク』と思わせるほど洗練されて、遊び心と品が同居した素晴らしいジュエリーを発表し続けるハイジュエラーです。しかし、その経営方針に目を向けてみると「5000人にダイヤモンドを無料配布」したり、世界各国の超一等地に独創的な店舗を出店するなど世界的な地位を確立している老舗とは思えない革新的な挑戦を続けています。今後も『モーブッサン』の動きに目が離せませんね!
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