なぜ入れ歯にQRコード?
QRコードは、お手持ちのケータイやスマホから読み取ることで、いつでもどこでも様々な情報を得る事ができます。入れ歯カルテでは、このQRコードの利便性に着目し、入れ歯にQRコードを入れました。
万が一に備えて<患者様・ご家族の方向け>
超高齢化社会を迎えようとしている昨今、自分自身を見失ってしまう方は年々増加しております。そういった方々の身分を確実に確認できる方法は何でしょうか?免許証など身分証明書では携帯していない場合もあり確実ではありません。そのようなことが起こった場合、確認されるのが歯の治療歴です。高齢者の場合、ほとんどの方が歯の治療を経験されているため、カルテが近隣の歯科医院に存在すると考えるのが通常です。
しかし、歯の照合は手間の掛かる作業です。近隣の歯科医院を探し出し、歯型と一致するカルテがあるかどうかを手作業で一つ一つ確認していかなければなりません。そのため、複数人の照合が発生した場合は膨大な作業に追われるのが容易に想像出来ます。
「歯の照合が行われるのなら、その歯に個人を識別するコードを入れれば良いのでは?」――入れ歯カルテはそのような発想から生まれました。万が一のことが起こった場合、すぐに照合される歯だからこそ、この入れ歯カルテが活きます。
大量の義歯を扱う作業に<養護施設・福祉施設関係者向け>
養護施設や福祉施設などへの入居者数は年々増加してきており、それらの施設では一度にたくさんの入れ歯を扱う作業も増えてきております。入れ歯の持ち主を一人ひとり明確にした上でこれらの作業を行うのでは作業効率が悪く、場合によっては複数の入れ歯が混合してしまい、どれが誰の物かわからなくなるケースも発生しております。
「複数の入れ歯を一度に扱っても後で持ち主が明確になる方法はないものか」――そのような問題にもこの入れ歯カルテは対応しています。お手持ちのケータイやスマホからすぐに読み込めるQRコードだから、最も簡単な方法でいち早く入れ歯を持ち主の元に返す事が可能です。
システム詳細
DPIS 義歯情報検索システム
入れ歯カルテは、デンタルマートが提供を開始した義歯情報検索システム[DPIS]により動いています。DPISはサーバー上に義歯情報を蓄積することで、インターネットを介していつでもどこでも情報を参照することが可能な、クラウドサービスです。それらの利便性と、参照するための機器を選ばない汎用性の高さにより、万が一の事態にも即座に対応が可能となります。
カンタン操作
入れ歯カルテに登録できる情報
入れ歯カルテに掲載できる情報は下記の中から選べます。患者様毎に組み合わせを変更することも、後日掲載内容を変更することも可能です。
登録及び変更にはご本人の同意が必要となります。
ご利用方法
歯科医院にご相談入れ歯カルテのご利用には歯科医師の診察が必要です。歯科医院へ導入をご相談ください。新しい義歯に導入する事も既にお持ちの義歯に導入する事も可能ですが、義歯の形状や材質によっては導入できない場合もあります。
情報記入シートへの記入歯科医院より「情報記入シート」がわたされますので、入れ歯カルテに登録したい情報のみを記入し、歯科医院へお返しください。
完成・確認入れ歯が完成しましたら、一度ご自身で実際にQRコードを読み込み確認をお願いします。
注意事項
- 入れ歯カルテの情報保存期限は5年間です。これは一般的な義歯の耐用年数を超えております。
- 義歯の紛失による情報漏洩にご注意ください。紛失の際はすみやかに歯科医院へご連絡ください。
入れ歯カルテ取扱歯科医院一覧
取扱歯科医院 | 所在地 | 電話番号 | ホームページURL |
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○○歯科医院 | ○○県○○市○○○○○○○○○○○○ | 0000-00-0000 | http://aaaaa.aaaaa.aaa/ |