なぜ入れ歯にQRコード?
QRコードは、お手持ちのケータイやスマホから読み取ることで、いつでもどこでも様々な情報を得る事ができます。入れ歯カルテでは、このQRコードの利便性に着目し、入れ歯にQRコードを入れました。
万が一に備えて
超高齢化社会を迎えようとしている昨今、自分自身を見失ってしまう方は年々増加しております。そういった方々の身分を確実に確認できる方法は何でしょうか?免許証など身分証明書では携帯していない場合もあり確実ではありません。そのようなことが起こった場合、確認されるのが歯の治療歴です。高齢者の場合、ほとんどの方が歯の治療を経験されているため、カルテが近隣の歯科医院に存在すると考えるのが通常です。
しかし、歯の照合は手間の掛かる作業です。近隣の歯科医院を探し出し、歯型と一致するカルテがあるかどうかを手作業で一つ一つ確認していかなければなりません。そのため、複数人の照合が発生した場合は膨大な作業に追われるのが容易に想像出来ます。
「歯の照合が行われるのなら、その歯に個人を識別するコードを入れれば良いのでは?」――入れ歯カルテはそのような発想から生まれました。万が一のことが起こった場合、すぐに照合される歯だからこそ、この入れ歯カルテが活きます。
大量の義歯を扱う作業に
養護施設や福祉施設などへの入居者数は年々増加してきており、それらの施設では一度にたくさんの入れ歯を扱う作業も増えてきております。入れ歯の持ち主を一人ひとり明確にした上でこれらの作業を行うのでは作業効率が悪く、場合によっては複数の入れ歯が混合してしまい、どれが誰の物かわからなくなるケースも発生しております。
「複数の入れ歯を一度に扱っても後で持ち主が明確になる方法はないものか」――そのような問題にもこの入れ歯カルテは対応しています。お手持ちのケータイやスマホからすぐに読み込めるQRコードだから、最も簡単な方法でいち早く入れ歯を持ち主の元に返す事が可能です。
義歯の普及率
厚生労働省による、歯科疾患実態調査の結果によりますと、義歯を装着している人の割合は50歳から上昇し、80歳を超えると半数もの人が部分床または全部床を装着しているという実態が浮き彫りになっております。
図表引用元:厚生労働省 歯科疾患実態調査(平成23年)
システム詳細
入れ歯カルテは歯科医師と歯科技工士のタッグにより実現する「義歯情報検索システム」です。
DPIS 義歯情報検索システム
入れ歯カルテは、デンタルマートが提供を開始した義歯情報検索システム[DPIS]により動いています。DPISはサーバー上に義歯情報を蓄積することで、インターネットを介していつでもどこでも情報を参照することが可能な、クラウドサービスです。それらの利便性と、参照するための機器を選ばない汎用性の高さにより、万が一の事態にも即座に対応が可能となります。
カンタン操作
入れ歯カルテに登録できる情報
入れ歯カルテに掲載できる情報は下記の中から選べます。患者様毎に組み合わせを変更することも、後日掲載内容を変更することも可能です。
登録及び変更にはご本人の同意が必要となります。
導入の流れ
お申し込みデンタルマート(弊社)および協力店へ連絡いただくか、本ホームページ内の「メールフォーム」よりお問合せください。入れ歯カルテシステムの導入に関するお見積りをご送付いたしますので、ご確認の上お申し込みください。
スタートキット到着弊社より代引きで「スタートキット」をご送付いたします。スタートキットには、患者様向けのリーフレット・院内掲示用ポスター・患者様情報記入シートなどが含まれます。
シート作成&送付要望のあった患者様に情報記入シートを記入していただき、弊社までお送りください。
QRコードラベル到着弊社より代引きで「QRコードラベル」をご送付いたします。QRコードラベルを、スマートフォン等のQRコードリーダー機能で読み取っていただき、表示されたページの「所有者情報」が、患者様に記入していただいた情報記入シートの内容と相違がないかご確認ください。
義歯への埋入歯科医院様で埋入作業を行う場合は、QRコードラベルに同封されている「QRコード埋入説明書」を参考にして埋入作業を行ってください。埋入作業を歯科技工所に依頼される場合は、「QRコードラベル」「QRコード埋入説明書」をお渡しのうえでご依頼ください。
入れ歯カルテ協力店一覧
協力店 | 所在地 | 電話番号 | ホームページURL |
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株式会社 足利セラミックラボラトリー | 〒373-0015 群馬県太田市東新町672 | 0276-20-5670 | http://acl-jp.com/ |